産後骨盤ベルトの効果や正しい選び方、装着法について紹介します

お腹を確認する妊婦さん ヘルスケア

女性は妊娠や出産をきっかけに、骨盤がゆるんだりズレたりしてきます

お腹の中で赤ちゃんが成長するにつれてお腹が重くなり、骨盤や腰にどんどん負担がかかることで、腰痛が悪化するケースもあります。産後、骨盤が開いたまま放置していると、体にさまざまなトラブルを引き起こし、産後太りの原因にも繋がります。

今回は、骨盤ベルトを着用したときの効果やベルトの正しい選び方、装着方法について詳しく解説します。

産後の骨盤ベルトにおすすめのアイテムについても紹介するのでため、購入する際にぜひ参考にしてみてください。

 

産後に骨盤ベルトの重要な役割

骨盤周りのサイズを確認する女性

骨盤ベルトとは骨盤の歪み、開き、ズレを矯正する器具です。骨盤の中央部(仙骨)、骨盤前方の接合部(恥骨結合)、外ももの張っている部分(大転子)の3点ラインを骨盤ベルトで巻いてサポートします。

産後に骨盤ベルトを着用するのはなぜ重要なのでしょうか。具体的な理由を4つにまとめました。

 

産後太り

骨盤ベルトは、産後太りや体型崩れの予防、回復を促す効果が期待できます。

妊娠や出産後に生じた骨盤のゆるみは、半年程度かけて徐々に元に戻るといわれています。しかし、育児に追われることやゆがみの状態が大きいと、自身のケアを後回しにする時点で、骨盤が歪んだまま定着してしまい、元の体型に戻りづらくなります

骨盤は一度開いたら自然に戻るのは難しく、産後太りの原因になりかねません。そのため出産後、骨盤ベルトを着用することが、下半身太りや体型崩れの予防になる重要な役割を担っています。

 

頻尿や尿もれ

妊娠したら尿もれするようになる妊婦さんは意外と多いのではないでしょうか。膀胱を支える骨盤底筋がゆるむことで、尿漏れを起こしています。またお腹が大きくなるにつれて子宮が膀胱を圧迫し、頻尿になる可能性もあります。

骨盤底筋が下がった状態は膀胱を圧迫しやすいため、頻尿や尿漏れを起こしやすくします。そのため骨盤ベルトの着用は、内臓が上がった状態をキープし、膀胱への負担を減らすことも重要な役割の一つになります。

 

内臓の下垂や便秘

骨盤ベルトの役割は、便秘や内臓の症状の緩和にもなります。骨盤ベルトをつけると下がっていた内臓が元の位置に保たれ、内臓の働きが活発になるからです。

産後、骨盤がゆるんだ状態は子宮が縮み、内臓が下垂しています。骨盤ベルトで内臓の位置を正すことで腸が本来の働きを取り戻し、代謝がよくなるため便通予防に繋がります。

 

腰や恥骨のゆがみ

妊娠中の、足の付け根部分の痛みや違和感も骨盤のゆるみに原因があります。骨盤ベルトは腰痛や恥骨痛の予防にも効果的です。

産後もその痛みは継続し、ゆるんだ骨盤周りを筋肉が支えようとすることで、緊張状態が続き、痛みが生じます。とくに出産後は骨盤が開いた状態のまま、赤ちゃんのお世話が始まるため、前かがみの姿勢が多くなると痛みが強くなることもあります。

産後は腰や恥骨に負担をかけ過ぎないために、骨盤ベルトの着用が重要な役割を担うこともわかります。

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産後骨盤ベルトの効果

産後骨盤ベルトの効果

産後に骨盤ベルトが重要な理由を理解したうえで、骨盤ベルトが実際にもたらす効果はほかにもたくさんあります。具体的にみていきましょう。

 

骨盤を安定させる

骨盤を安定させるということは、姿勢を安定させるということです。骨盤ベルトの着用で、大腿直筋の活動が促され、出産でゆるみがちな骨盤をスムースに矯正することが期待できます。骨盤周辺を固定し、安定させることで体へのストレスを減らす効果があります。

 

産後の回復を早める

妊娠中から徐々に開いた骨盤は、出産を機にさらに大きくなります。開いた状態のまま放置していると、元の骨盤の位置に自然に戻すのは難しくなります。骨盤ベルトの着用をすぐに開始することで、産後の回復を早めることにも繋がります

 

体の負担を減らす

骨盤が安定してくると体への負担が減り、動作も軽くなります。生活のあらゆる面の質の向上にも繋がるため、骨盤ベルトの着用は非常に効果的です。骨盤は体の中心を支える重要な部分でもあり、出産でゆるんだりズレたりすると、さまざまな動作に制限がかかってしまうことも考えられます。

 

腰痛の緩和

産後の骨盤ベルトの着用は腰椎(腰の骨)を安定させ、上半身の負担を軽減させる効果があります。動作を適度に抑制するため腰痛症状の緩和が期待できます。腰痛は腰回りの筋肉が弱まっていることが原因の一つとしてあげられており、ベルトのサポートがあると痛みを抑制するため、普段よりも動きやすくなります。

 

産後骨盤ベルトはいつつける?

考える女性

産後骨盤ベルトを使用するタイミングは、いつからがよいのでしょうか。

実は妊娠に気づいた時点で、骨盤のがゆるみ過ぎを防止するために妊娠初期から使用することをおすすめします。

その後、産後はいつまでつけるべきかについても解説します。

 

妊娠中

骨盤がゆるむ原因となるホルモンが妊娠初期から分泌を始めます。このような理由から、骨盤ベルトは妊娠が判明した時から、着用することをおすすめしています。

しかし、妊娠初期につわりが酷かったり、体調が悪い時に無理してつける必要はありません。ベルトの締め付けがかえって悪化させてしまう可能性もあるからです。つけ始めるタイミングは自身の体の状態に合わせて決めてもよいのです

 

産後

産後3ヶ月程度を目処にして着用するとよいでしょう。その理由は、一般的に産後の骨盤は3ヶ月程度を目安に元の状態に戻るからです。産後、骨盤のケアは早い内からおこなう方が効果的です。

産後の骨盤ベルトの着用は、赤ちゃんを抱っこするときや重たい荷物をもつときなどの動作などを楽にしてくれます。産後専用の骨盤ベルトもあるため、助産師さんの指導を受けて適切な強さで、正しい位置に装着できるようにしましょう

 

産後骨盤ベルトのデメリット

産後に骨盤ベルトを着用するのはメリットの方が多いですが、デメリットもあります。

デメリットも理解したうえで、骨盤ベルトを使用しましょう。

 

筋力の低下

骨盤ベルトの最大のメリットは、骨盤周りの筋肉の代わりになる役割があるため、ベルトを巻くことで骨盤が安定し、腰痛の予防になることです。

しかし、骨盤ベルトが筋肉の役割を果たすということは、本来の自分の筋肉を使わなくなるということです。その結果、使われなくなった筋肉が徐々に弱まってしまうのです。

そのため骨盤ベルトを着用するときは、極力痛みが強い時にのみ使用することにして、痛みが軽減し始めたら、自分の骨盤の筋肉を働かせるようベルトを外すことをおすすめします。

 

動きが制限される

骨盤ベルトは骨盤をきっちりと固定するため、場合によっては骨盤の動きが制限されることもあります。

骨盤の動きの制限がかかることで起こりうる症状

  • 骨盤の動きがうまくいかない
  • 間違った装着でさらに痛みが強くなる
  • 骨盤の動かし方を忘れてしまう
  • 新たな腰痛の原因になりえる

このような悪循環も起こりうるため、骨盤ベルトに頼り切らないよう注意しましょう。

 

産後、就寝時の骨盤ベルトの注意点

睡眠をとる妊婦さん

産後は就寝時に着用してもよいのかと思う方は多いはずです。その答えは、つけても問題ありません。ただし、絶対つけなければいけないことはありせん。なぜなら、就寝中にベルトがズレて別のところを圧迫する可能性があるからです。

また、骨盤ベルトをつけているとリラックスできず、腰に緊張状態が課せられてしまいます。しかし、妊婦さんによっては寝てるときに寝返りをうつことが大変な方もいるため、その場合骨盤ベルトをつけながら寝る時もあります。

就寝時に骨盤ベルトをつけたいときは、必ず注意点をチェックして使用するようにしましょう。

 

産後骨盤ベルトの選び方

産後骨盤ベルトの選び方

産後骨盤ベルトを選ぶときのコツを次の3つに解説します。体に合わないものは使い続けると新たな痛みを引き起こす可能性もあるため、自分の体に合うものを選びましょう。

 

使用時期に合わせてタイプを選ぶ

骨盤ベルトは、使用時期に合わせてさまざまなタイプのものがあります。主に妊娠中、産後用、産前産後用の3種類です。それぞれ自分の今の状態に合わせて使い分ける必要があります。

その中でも産後は、赤ちゃんのお世話や家のことをするうえで休まる暇がないこともあります。妊娠中の骨盤ベルトは骨盤をしっかりと固定するタイプがほとんどのため、締め付け感が気になって動きにくいです。

そのため、産後は少し細めのベルトもしくは、体にフィットしやすい構造の骨盤ベルトを選ぶとよいでしょう。産前産後用のようにホックがたくさんつけられているもので、時期に合わせて調整しやすく工夫されているのもおすすめです。

 

通気性があるか

骨盤ベルトは通気性のよい素材のものを選ぶことも重要です。通気性に優れているものは、季節に関係なく使用しやすいため、とくに夏場の汗ばむ時期に最適です。初めて骨盤ベルトを購入する方は、吸水速乾タイプやメッシュタイプのものを選ぶとよいでしょう。

また、妊娠中はホルモンバランスが乱れる傾向があり、肌が敏感になりやすい時期でもあります。その場合、ガーゼや綿素材のタイプのものも肌触りがよいためおすすめです。

 

伸縮性があるか

骨盤ベルトは伸縮性に優れているものであるかも大切です。例えば、ポリウレタンやパンデックスという素材を多く使っているものは、伸縮性が高いです。つけていて締め付け感が少ないものは、体に無理な負荷を与えないため楽に装着できます。

しかし、伸縮性がよすぎるとサポート力が足りないことがあります。骨盤ベルトは骨盤を固定し安定させる目的があるのに対し、締め付けが弱すぎるとベルトのよさが発揮されません。また、何度も付け直す、動くとすぐズレてしまうものは骨盤ベルトとしての機能が弱いため、選ぶときは注意しましょう。

 

機能性を重視する

せっかく骨盤ベルトをつけるであれば、サポート効果の高いものがよいでしょう。効果を感じやすい骨盤ベルトは、ダブルベルトタイプと細身タイプがおすすめです。

ダブルベルトタイプ

  • 細かいサイズ調整や締め具合を調整できる
  • 自分の体型にあわせて、好みの締め付け具合を調整できる

細身タイプ

  • ベルト幅が細いことで、骨盤部位のみを集中的にケアできる
  • 幅が広いタイプはお腹を圧迫したり、お腹周りに食い込んだりして痛みを感じやすい

産後は骨盤を集中的にサポートする商品を選ぶことが大切ですが、体がまだ回復していないときは負担がかかるものを避けましょう

 

産後骨盤ベルトの正しいつけ方

骨盤ベルトをつける妊婦さん

骨盤ベルトはつける位置や、締め付けの強度など正しい方法で装着することが重要です。

  • 骨盤の中央部(仙骨)
  • 骨盤の前部の接合部(恥骨結合)
  • 前太ももの張っている部分(大転子)

この3点を結ぶライン上にベルトをつけましょう。注意すべきは、きつく締めすぎていないかを確認することです。装着して、恥骨のあたりに手が入る程度の余裕を待たせましょう。

もしも着用中にズレてきたら、ベルトの位置が正しくない可能性もあるため、ズレたまま使用せず巻き直すことも大事です。

骨盤ベルトの使い方は、慣れるまで少しコツが必要です。初めての方は、事前に産婦人科でアドバイスを受けるとよいでしょう。

 

産後骨盤ベルトにおすすめのアイテム4つ紹介!

産後のに骨盤をサポートするおすすめの骨盤ベルトを4つ紹介します。今回紹介するアイテムは、テンダーセンスの「骨盤ベルトVi-Bel」シリーズです。

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

 

Vi-Bel WALK

日常のトレーニングに「Vi-Bel WALK」

Vi-Bel WALK」は、中殿筋と体幹を鍛えるのにおすすめの骨盤ベルトです。その名のとおり、ウォーキングのような軽い運動に向いています。厚さ3mmとスリムな形状は、骨盤部位のみを集中的にサポートしてくれます。

日常のトレーニングに「Vi-Bel WALK」

肌に優しい素材のタフシロンを使用しているため、体の動きにあわせて筋肉のような伸びを実感できます。オレンジ色の蛍光色は、薄暗い早朝や夜間の防犯用にもなるため、安心して使用できます。

 

Vi-Bel SPORT

運動におすすめ

Vi-Bel SPORT」は、マラソンやゴルフ、ヨガ、サッカー、テニス、バスケなどあらゆるスポーツシーンに対応した骨盤ベルトです。体にしっかりとフィットし、激しい運動時でも体幹を安定させるため使いやすく、スポーツのパフォーマンスもアップします。

プロのスポーツ現場でも活躍しているVi-Bel SPORTは、超弾性シリコーンのタフシロンを使用しているため、汗や水に強くTシャツの上からでも濡れる心配がありません。ベルトの種類は、ハードタイプとソフトタイプの2種類から選べられ、用途にあわせて使用できます。

 

Vi-Bel ノーマル

簡単なトレーニングに「Vi-Belノーマル」

Vi-Bel ノーマル」は、日常生活の使用におすすめの骨盤ベルトです。装着するだけでウエストを引き締め、産後の体型が気になる方に向いています。猫背の予防や家事を行うときのサポートを目的として、使用するとよいでしょう。

簡単なトレーニングに「Vi-Belノーマル」

ピンクとネイビーの2色のラインナップから選べるため、着用シーンにあわせて自分の好みのカラーを使用しましょう

 

Vi-Bel ノーマル

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Vi-Bel 美尻

ぽっこりお腹の原因に効果的なアイテム

Vi-Bel 美尻」は、その名のとおりヒップアップにおすすめの骨盤ベルトです。ヒップアップ以外にぽっこりお腹やシェイプアップの改善にも効果が期待できます。

ながらダイエットにおすすめのアイテム

厚さ3mmと薄い形状なのに、骨盤にピタッと密着し体幹を刺激します。ソフトタイプ、ノーマルタイプ、ハードタイプの3種類の硬さから自分の好みにあわせて、締め付け感を選べます。

Vi-Bel 骨盤美ベルト【美尻】

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まとめ

産後は骨盤周りの筋肉がゆるんだりズレたりすることで、さまざまな体のトラブルが生じます。骨盤ベルトはそれらのトラブルを防ぐために、大いに役に立ちます。

産後骨盤ベルトの選び方や装着方法を次のとおりにまとめました。

  • 使用時期にあわせて機能性を重視する
  • 通気性や伸縮性は備わっているか
  • 仙骨、恥骨結合、大転子の3点のライン上に、骨盤ベルトが付けられているか

骨盤ベルトは妊娠中から産後3ヶ月を目安にケアすることが大切です。

今回紹介した、テンダーセンスのVi-Belシリーズの骨盤ベルトは、エクササイズや育児、家事をするときなど、産後太りの予防を目指す方にもおすすめのアイテムです。

ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

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